癒しの風、千年の祈り

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5月の下旬、世界遺産「白神山地」に行ってきました。
東北地方は新緑たけなわで、新鮮なエネルギーをいっぱい吸ってきました。
「ブナ林」が自然のまま手付かずに残っているのは、白神山地だけ
と言われ、この地球に残された最後の「ブナ林」の森です。

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白神山地の「中心地」への登山は許可制になっているので、
行ったのは、ふもとにある「ミニ白神」という所です。
ここには、白神山地の姿がそのまま残されていました。

行ってみてビックリしたことは、本来の「自然の森」の姿を見たことです。
普通、森というと、藪があって、木が生い茂って、険しいイメージを抱くのが
普通ですが、ところが違うのです。

まるでちょっとした自然の公園を散歩するような感じでした。
大きなブナの木があると、それが傘のようになって、回りに日が当たらないので、
他の木は育ちません。だから周辺が藪にならず、まるで人が手を加えたように
周辺に空間ができます。白神山地の森全体がそうなっているのです。
これが本来の自然の森の姿です。

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もう一つビックリしたのは、木の生命力です。
枯れた老木がいくつかあって、木の芯の部分が腐って空洞になり、
残っているのは木の皮の部分だけ。

人間で言えば、お腹の内蔵の部分が空洞になっていて、
残っているのは皮膚だけです。それでも木は生きていました。
新しい芽が出で、葉をいっぱい付けていました。
大感動です。思わず手を合わせて、木に声をかけました。
自然の生命力はすごいです。

遠くから、コン・コン・コン・コン・・と何かを叩く音がするんです。響いてくるのです。
何だろうと不思議に思ったら、あっ、あれが「クマゲラ」が木をつっつく音だと
分かりました。それにしても、よく響く音です。
あたりがしーんとして、静寂そのものの中で、なんか不思議な感じでした。
口ばしでつついて、「クマゲラ」は脳震盪を起こさないだろうか、
と余計なことを考えたりしたが。

東北のこの季節は、ワラビ、ゼンマイなど、自然の恵みにあふれ、
自然のすばらしさを実感した数日間でした。
久しぶりのリフレッシュ、良かったです。

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